π計算
π計算というものがある。 パイ計算というのは、並列計算のモデルで、言わばラムダ計算の並列版なのだとか。
で、日本語で書いてあるページがちょっと前まで探しても見つからなかったけど、 最近は結構検索上位にでも上がってきたのか、1ページ目にまで上がってきている。
ここ(たぶん東大の研究室か何かのページ)に書いてあるのは、本当にさわりだけみたいだ。 たぶん参考資料(英語)を読めってことなんだろうと思う。 やっぱ東大ってやってることはすごいんだな…。
まぁとりあえずわかったこと。
- π計算はチャネルの作成、チャネルへの送信、チャネルへの受信、並列実行からなる。
- 構成要素はプロセス、チャネル、値。
- 作成したチャネルは値として扱える。
- λ計算を自然に変換できる。
分散アルゴリズムってやつをパイ計算で表せば、証明とかも簡単にできるのかもしれないなと思った。 通信系の学生としては、全域木探索やダイクストラ法の分散バージョンがπ計算でどう表されるのかってのが気になる。
…できるよね?